あの日々が、今も心の中で生きている

昨日、以前長く関わらせていただいたご家族とお話をする機会がありました。

昨年の春と、今年の春に大切な方々を見送られ、きっと寂しさの中で毎日を過ごされているはずなのに、電話口からはあたたかい言葉があふれてきました。

 

「本当にたくさんお世話になりました。今でも、あの時間に感謝しています」

そう言ってくださったその方の声が今でも心にのこっています。

 

最近も大切な方々の写真を整理したそうです。

そこには、笑ってる姿、何気ない日常、穏やかな時間…たくさんの思い出が詰まっていて、「ひだまりさんが来てくれていた頃が、本当に幸せだった」

とぽつりと話してくださいました。

 

私たちがともに過ごした日々は、もう過去のものかもしれません。

けれど、その時間が誰かの中で、あたたかな灯のように残り続けていること。

それは、訪問看護という仕事の何よりの意味なのだと感じました。

 

人の人生の一部に関わらせていただくということ。

喜びや不安、笑顔や涙のそばにいられるということ。

その重みや尊さを、静かに、深く、心に刻んだ出来事でした。

 

今日もまた、誰かの「大切な時間」にそっと寄り添えるように。

ひだまりのような存在であり続けたいと改めて思いました。

 

出会えたことに、心から感謝です。